太陽光発電は「全ての家」に向いているわけではない
太陽光発電は電気代の削減や売電収入が期待できますが、屋根の条件によっては期待通りの効果が得られない場合があります。設置を検討する前に、自宅の屋根が適しているか確認しましょう。
設置に向かない屋根の条件
1. 北向きの屋根
太陽光パネルは南向きが最も多くの日射を受けられます。北向きの屋根では発電量が南向きの40〜60%程度に落ちることがあります。東向き・西向きは南向きの80〜90%程度。
2. 急勾配・緩勾配の屋根
最適な設置角度は20〜30度(4〜5寸勾配)です。急すぎる(7寸以上)または緩すぎる(2寸以下)屋根では、施工が難しくなったり発電効率が下がったりします。
3. 屋根面積が狭い・障害物が多い
経済的な効果を得るには最低でも3kW程度の容量が必要で、約20〜25㎡の屋根面積が必要です。煙突・換気口・天窓などの障害物が多い屋根は使える面積がさらに減ります。
4. 劣化・老朽化した屋根
築25年以上でメンテナンスされていない屋根に太陽光パネルを設置すると、パネルの重みで屋根が傷んだり、雨漏りが悪化したりするリスクがあります。屋根の補修を先に行う必要があり、追加費用がかかります。
5. 周辺の影(シェーディング)がある
太陽光パネルは一部に影がかかると、その部分だけでなく回路全体の発電量が低下します。隣家・電柱・大木の影が常にかかる屋根は要注意です。
まず業者の無料シミュレーションを活用しよう
屋根の向き・面積・周辺環境を踏まえた発電シミュレーションは、専門業者が無料で行ってくれます。「自分の家に向いているか」を判断する最善の方法は、複数業者に見積もりと発電シミュレーションを依頼して比較することです。当サイトで地域の業者に無料相談してみましょう。