南向きが理想だが、東西向きでも十分検討の価値がある
太陽光パネルは真南向きが最も発電量が多くなるが、東向き・西向きの屋根でも南向き比で8割前後の発電量が見込めることが多い。方角だけで設置を諦める前に、実際のシミュレーション結果を確認することが大切だ。
方角別の発電量の目安
- 南向き:年間発電量の基準(100%)となる、最も効率の良い向き
- 東向き:午前中に発電のピークが来る。南向き比で80〜85%程度の発電量が目安
- 西向き:午後から夕方にかけて発電のピークが来る。東向きとほぼ同水準の発電量になることが多い
- 北向き:発電量が南向き比で50〜60%程度まで落ち込み、設置効果が薄くなりやすい
東西向きが有利になるケース
- 共働き世帯で夕方の電力使用が多い:西向きは夕方の発電量が多く、帰宅後の電気使用と発電タイミングが合いやすい
- 東西両面に分散設置できる屋根形状:朝と夕方に発電を分散でき、1日を通じた自家消費率を高めやすい
業者のシミュレーションを見る際のポイント
- 年間発電量だけでなく月別の内訳を確認する:季節による発電量の変動が生活スタイルと合っているか確認する
- 周辺の建物・樹木による影の影響が反映されているか確認する:シミュレーション上の数値と実際の発電量に差が出やすいポイント
- 自家消費率の想定根拠を確認する:売電収入だけでなく、電気代削減効果としての試算根拠を業者に説明してもらう
まとめ
東向き・西向きの屋根でも、南向き比で8割程度の発電量が見込めることが多く、生活スタイル次第では十分に設置価値がある。方角だけで判断せず、業者に月別の発電量シミュレーションを出してもらい、自宅の電力使用パターンと照らし合わせて検討しよう。